1948年
横浜市鶴見区に生まれる。本名は山本俊一。
欧米人にとってShun-ichiは発音しにくく覚えにくいので、最初の3文字をとってもっぱらShuの名を使用。
1971年
愛知県立芸術大学のデザイン科 (工業デザイン専攻) を卒業。
1974年
カナダに移住。トロントでイラストレーターの仕事に従事。
1981年
カナダ国籍を取得。日本国籍を返上。
1983年
永住権を取得してアメリカに移住。フリーランスでイラストを描く傍ら、旅行業、翻訳業にも従事。
2007年
古今東西の有名絵画の猫バージョンを描き始める。
2012年
有名絵画の猫バージョン120余作品完成。
日本にて画集「 キャット・アート−名画に描かれた猫− 」 (株)求龍堂 発刊。
(画集は美術書としては異例の、発刊後忽ち3ヶ月で3刷15000部発行。)
「 キャット・アート ポストカード・ブック 」 (株)求龍堂 発行。
2013年版カレンダーが制作・発売される。
≪ ポスターカレンダー ≫ ≪ 卓上カレンダー ≫  (株)アップルファーム発行。
≪ 壁掛けカレンダー ≫  (株)求龍堂 発行。
CAT ART シリーズ版画 (キャンバスレプリカ) を発表。 版元 (株)アップルファーム
2013年
「CAT ART展 〜シュー・ヤマモトの世界〜」開催 (表参道ヒルズ/東京)
「CAT ART展 〜シュー・ヤマモトの世界〜」開催 (横浜そごう/横浜)
画集「猫街道三拾三次」 (株)求龍堂 発刊。
「CAT ARTの世界 〜芸術の猫の秋〜 in Yokohama赤レンガ倉庫」開催 (赤レンガ倉庫/横浜)
2014年
箱根彫刻の森美術館ミュージアムショップにて版画・グッズの販売開始。
「CAT ARTシュー・ヤマモト作品展~猫になった名画の世界~」開催 (横浜そごう/横浜)
2015年
画集「ニャーヴル美術館 ねこあーと in ルーヴル」 講談社 発刊。
画集「フェルネーコ」 講談社 発刊。
「CATART美術館 -SHU YAMAMOTO 名画になった猫たち- 」開催 (西武池袋本店/東京)
2016年
「CATART美術館 -SHU YAMAMOTO 名画になった猫たち- 」開催 (大丸心斎橋店/大阪)
「CATART美術館 -SHU YAMAMOTO 名画になった猫たち- 」開催 (西武渋谷店/東京)
現在
ユタ州ソルトレーク市郊外在住。

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■作品創作について


━━━  猫作品の誕生はいつごろ、何がきっかけでしたか。

8DEC95i91n8DECB_1.jpg猫作品の着手は2007年の秋です。きっかけは一番下の子が小学生 か中学生の頃に描いたゴッホの自画像を猫に仕立てたものが整理をしているときにひょっこり出て来て、それからヒントを得ました。他の有名な絵画も猫バージョンが可能かどうかスケッチしてみたら、どれも楽しく仕上がるんです。それで本格的に取り組むことにし、1年くらいかけてイラストボードに100枚くらい描きました。でもやはりキャンバスに描くほうがよいことが見えて来て、ほとんどをキャンバスに描き直し、それが完成したのが2011年の暮れでした。


━━━  シューさんと猫との出会い。想い出に残っている猫などは?

8DEC95i91n8DECB_2.jpg子供の頃にいた猫で覚えているのは「千代」と「五助」という猫たち。アメリカに来てから飼ったのは過去20年くらいの間でNickel,Jonzi, Bonzi, Chloe, Molly,Nickel(二世)。クロイを除いて全て 野良猫。家に猫が居なくなっても次の野良が丁度良い具合に現れるわけではないので、猫切れになった時に、動物愛護協会に行って貰って来た三毛猫です。クロイの名は子供が選んだフランス語の女の子の名。今家にいるのはモリーとネコ。ネコはワシントンDCに住む娘から「家中におしっこをするからいらない」と言われて譲り受けた不良少女猫で、うちに来てその問題はなくなりました。


━━━  作品を描くに当たって一番大事にされていること。

8DEC95i91n8DECB_3.jpgオリジナルの絵の色彩とかタッチをなるべく再現しながら描いています。もちろん猫化するということはいくらかユーモアを取り入れることであって、色合いもいくらか鮮やかにすることもあります。それから人間は7頭身くらい、猫は4頭身くらいですからオリジナルの絵の頭だけを猫にすり替えれば良いということにもなりません。また猫の手足も人間に比べれば大きいです。ですからこれらにあわせて家具とか調度品を猫用に調整する必要があり、絵の縦横の比はしばしばオリジナルとは異なってきます。


■今後の創作活動について


━━━  日本における展開としては、何を一番望まれますか。

8DEC95i91n8DECB_4.jpg猫好きの人たち、絵画好きの人たち、ユーモア好きの人たちの中で僕の絵を楽しんでくれる人が居るならばそれらの人に僕の絵の存在を知らしめたいです。そして僕はそれらの人たちに継続して楽しい猫の絵を提供していきたいと思っています。


━━━  今は何を制作されていますか。シューさんと猫との出会い。

8DEC95i91n8DECB_5.jpg猫映画のポスター、近代日本猫による油絵作品、フェルネーコなどいろいろ手がけていますが、一つは日本昔話の猫バージョンです。「もにゃ太郎」「舌きられすずめ」「かち価値やま」「はにゃさかじじい」「うにゃしま太郎」など子猫に話してあげたら喜ぶような話が日本の猫の間にたくさん伝えられていますが、残念なことに人間の出版界はこのような猫のニーズを完全に無視しており、これらの絵本は世に出ていないようです。これを世にだせにゃいかなあと思っています。


━━━  未来の夢などをお聞かせ下さい。

8DEC95i91n8DECB_6.jpg僕はもうとうねんとって54歳、とうねんとらないと64歳の遅いデビューです。ですからちょっと焦っています。やりたいことが沢山あるからです。まだまだ西洋絵画で猫にしたら面白い絵が沢山ありますし、日本の画家の油絵には殆ど手をつけていませんし、浮世絵も沢山良い素材があります。映画のポスターの猫バージョン、絵本、ノーマン・ロックウェル、猫彫刻パロディー等も描きたいです。